窓の種類はこんなにある!特徴と選び方のポイント

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家づくりコラム

2022/10/04

窓の種類はこんなにある!特徴と選び方のポイント

窓の種類はこんなにある!特徴と選び方のポイント

こんにちは🏠♪

外を歩くと、ふわっと金木犀の香りがする季節になりましたね。

過ごしやすい気候で、気持ちがいいです。

さて、今日は「窓」についてのお話です。

先日「縦すべり出し窓って、どんな窓ですか?」というご質問がありました。

確かに、ちょっと耳慣れない窓かもしれないですよね。

ぐいっと押し出して開けるタイプの窓で、風を取り入れやすく省スペースで設置できるので、換気のために少しだけ窓が欲しい時に使います。

他にもいろんな種類があるのですが、開け方だけでなく、風の通り方や気密性も違うので、使う場所に合わせて使い分けるのがポイントです。

知っておくと、窓の付け方にもバリエーションが広がりますよ。

今日はそんな窓について、詳しくお伝えします!

▼目次

よく使われる窓の種類と特徴

 └引き違い窓

 └上げ下げ窓

 └縦すべり出し窓

 └横すべり出し窓

 └はめ殺し(FIX)窓

 └片開き、両開き窓

窓選びのポイント

まとめ

よく使われる窓の種類と特徴

窓にはどんな違いがあると思われますか?

まず、開け方、そして風の通り方が違います。そして、それによって防犯性や気密性なども変わります。

まずは、代表的な窓の種類を特徴とともにご紹介しますね。

引き違い窓

施工事例: 武豊の家

住宅では最も多く使われるタイプです。2枚以上の窓を、横方向に動かして開閉します。襖や障子と同じ構造ですね。

引き違い窓のメリット

・開閉が簡単で、誰でも楽に使える

・サイズ、色などのバリエーションが多い

・同じサイズなら、最も価格が安い

網戸や雨戸など複数の建具を重ねられるのも、特徴ですね。

デザインの自由度も高いです。

引き違い窓のデメリット

・外側を掃除しにくい

・気密性が低い

注意点は、掃除のしやすさと気密性です。

窓が大きいと外側に手が届きにくく、特に2階の窓は掃除しにくくなりがちです。

また、2枚の窓を合わせるのですき間ができやすくなって、気密性は低めです。そのため、防寒断熱対策が必要になります。ペアガラスやLow-Eガラスを使う、アルミ樹脂複合サッシや樹脂サッシなど高機能タイプを中心に使うことが多いですね。

上げ下げ窓

施工事例: 大高の家

窓を上下に動かすことで開け閉めする窓です。ちょうど、引き違い窓を90度回転させたようなイメージでしょうか。

2枚の窓が両方とも動くタイプと、下側の1枚だけが動くタイプがあります。

デザイン的な面白さがあることや、侵入されにくく防犯性が高いことなどが特徴です。

上に動かすときに重さがあるため、開閉しにくいのがデメリット。使う場所をよく考慮して採用したいですね。

縦すべり出し窓

すべり出し窓は、レバーをぐっと押し出して1枚の窓を開け閉めする窓です。

縦すべり出しの場合は、縦の軸で窓が動き、窓の左右に空間ができる形になります。ホテルの窓にこうしたタイプが多いですね。

縦すべり出し窓のメリット

・省スペースで設置できる

・すっきりとしてデザイン性が高い

・風を取り込みやすく、換気しやすい

・気密性が高い

窓を引くスペースが入らないので、コンパクトに設置できます。また、外に開けた窓面に風がぶつかって室内に流れ込みやすくなるため、換気も効率よくできます。

また、ギュッと窓枠に密着して閉めるため、気密性が高いのも特徴です。高気密高断熱の住まいでは、好んで使われる傾向がありますね。

縦すべり出し窓のデメリット

・網戸が室内側に付く

・開閉が難しい

デメリットは、網戸が室内側にしかつけられないことです。まず窓を開けてから網戸を閉めるので、その間に虫が入ってしまうこともあります。

また、特殊な窓なので、開け方には慣れが必要かもしれません。

横すべり出し窓

横すべり出し窓は、縦すべり出し窓の横バージョンで、横軸を中心に開閉します。

窓を開けるとちょうどひさしのようになって、下側に空間ができます。

横すべり出し窓のメリット

・コンパクトに設置できる

・開けている時に雨が降っても、雨が入りにくい

・気密性が高い

コンパクトに設置できるのは縦すべり出し窓と同様ですが、あまり風は通しません。

開けている時に雨が降ってきても、ちょうどひさしのようになっているので、室内が濡れないのがメリットです。

開ける回数は少ないけれど、はめ殺しにしてしまうほどでもない、と言う場所に使いやすい窓です。

デメリットは、縦すべり出し窓と同じで室内側に網戸が付くことと、開閉しづらいことです。

はめ殺し(FIX)窓

施工事例: 碧南の家

その名の通り、開け閉めできない固定された窓です。

光を取り入れたい場所や、景色を見せたい場所で採用します。

開閉しないので、気密性を損なわないことがポイントですね。

四角い形だけでなく丸い窓にすることもできるので、ちょっとした遊び心を表現するのもいいですね。

大きなサイズでも可動する窓より費用を抑えられるため、引き違いの窓と組み合わせて大きな開口部を作るケースでもよく使います。

片開き、両開き窓

施工事例: 青山の家

玄関の扉のように、蝶番で固定した軸を中心に外に開く窓です。

片開き窓を両方につけたら、両開き窓となります。

大きく窓を開けられるので、風通しがいいことがメリットです。ストッパーをつけておけば、開きすぎることもありません。

こちらの事例では、室内窓として使っているので、おしゃれなアクセントとしてのメリットもあります。

屋外に面して使用するときは、網戸をつける必要がありますが、開け閉めが手間に感じられるデメリットがあることも知っておきましょう。

窓選びのポイント

選ぶ窓によって、使いやすさや室内の快適さも変わってきます。

目的に合うものを、適切に選んでいきたいですね。

そこで、窓を選ぶ際に参考になるポイントを、お伝えしますね。

光を取り入れる

窓をつける一番の目的は、室内に明るさを確保するためです。

大きな窓からは、たくさんの光が入ってきて気持ちがいいですよね。昼間は電気をつけなくてもいい明るさなら、光熱費も抑えられます。

でも、サイズや性能のバランスも大切です。

南側に大きな窓を設けると、暑くなりすぎることもあります。また、北側に大きな窓があると、今度は寒くなることも。断熱性や気密性、遮熱性を持った窓を選び、適切なサイズで設置しましょう。

風を通す

風がうまく通り抜けるような窓配置だと、室内を気持ちよく換気できます。換気設備による換気も大切ですが、季節の良い時期には窓を開けることで冷暖房を使わずに済むこともあります。

景色を見せる

窓から室内の熱が逃げるので、気密性や断熱性を考えると、窓が多すぎるのは問題かもしれません。

かと言って、窓がほとんどない室内では心地よい暮らしはできません。

外の景色を見せるのも、窓の大切な役割です。季節を感じる景色が見える場所や、視線の抜けを作りたい場所には、窓を作りたいですね。

その場合は、はめ殺し窓やすべり出し窓など、気密性の高いものや、ペアガラスや樹脂サッシなど性能の高いものを選ぶのもポイントです。

まとめ

引き違い以外にも、さまざまな種類がある窓。それぞれの特徴を知って、窓を設ける目的に合わせて使い分けると、暮らしがもっと快適になります。

光を取り入れる、風を通すなど、窓を設ける目的を考えながら、一緒にベストな窓を選んでいきましょう。

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